結婚生活の不幸

さてlあなたご自身、そのことをまだ自覚していられないかもしれませんが、女性の欲望は月経を中心にして、ひとつの周期性をもっています。ところが、男性にはこういう周期性がないのです。男はいつでも欲望をもち得るのです。そして、こういった男女の相違は、どうかすると、結婚生活を不幸に陥れないともかぎりません。妻が全然要求しない時に、夫のほうだけが要求する。こういう事態がおこれば、妻は男の性欲に対して、あまり好意を持てないかもしれませんから。これはまことに夫婦として悲しいことです”ですから、イギリスのマリー・ストープス女史などは、夫も妻との共同生活によって、性欲に周期性をもつようになれば、夫婦は仕合せであるし、また、そうしたことは、決してできないことではないと申しております。 いいかえれば、妻が夫の性的欲望の現われかたについて知り、夫もそれを知る、そしてこのような知識にもとづいて、二人が性生活を調和させることが、何より大切だ、ということになりましょう。けれども、こういう調和が成り立つためには、ふたりが性について率直に話し合えるだけのこだわらない精神をもっていなくちゃいけないわけです。あなたは、いま性というものをどう考えていますか。けがらわしいものだといった観念を持ってやしませんか。経験値を上げるにはまず相手がいないとね。

出典:
DK148_L